四万十、高知を舞台に映画撮影が来春から行われる予定です。浜野安宏監督作品、カーラヌカンに続く。

四万十川の環境保護の一環として、今年の年末は浜野安宏先生に高知にお越しいただき、先生の二本目の監督作品となる自然環境と30年間のワイオミングでの暮らしを描いたドキュメンタリー映画、teton山の声 の上映と共に、四万十川の環境保護についての対談をさせてもらいました。
なにせ超多忙な方なので、たった2日の高知県滞在でしたが、黒潮、四万十、足摺と廻りながら、翌日高知市での講演会を行いましたが、その短い間に、次回作の映画のロケハンも行いました。
浜野安宏という人は、時代を造り、街を造り、ライフスタイルを造ってきた人ですが、(浜野安宏wikipedia 参照してもらうとわかりやすいかと。)若かりし頃に夢だった映画監督、という道への挑戦を76歳の今となって現実にしたという、まさにエネルギー、バイタリティーの塊なお方です。
三作目のカーラヌカンという映画は、主役をgacktさん、吉本興業とタッグを組んで撮影されました。普通、映画監督になりたい、撮影したい、といっても、まだ映画をとりはじめたばかりの人にそんな面々が集まるなんてことは普通ありえませんよね。この一面だけ見ても浜野安宏先生の凄さが伺えます。gacktさんの話も色々聞けましたが、一流の人は一流を呼ぶのだな、と思いましたね。
4作目の映画は四国の遍路をテーマにした映画で、沖縄の女性が荒んだ心を遍路、空海に救われ生きていくというようなストーリーになるそうです。
阿波踊り、よさこい踊りの方面では、今回、上映会で大変お世話になった高知県よさこいのリーダー的な存在であります ほにや さんにもご協力いただく予定です。ほにや さんと浜野先生とは昔からの繋がりもあり、今回の上映会、対談で私も知り合うことができて大変に嬉しい事でありました。とても素晴らしい女性の方でかっこいい息子さんたちもいらっしゃいます。よさこいも四万十川同様、高知が誇る代表的な対象ですが、高知県はそこにある当たり前のこと、として全然金銭的な援助もなく弁当すら無かったのを、この ほにや さん達が問題定義し、改善まで長い年月をかけて変えていったそうです。一青窈さんのpvでほにやさんのチームが高知の帯屋町のアーケードで踊って撮影されたのを見たときには、踊りに興味のなかった私でも 見てみたい!! と思うほどの凄さでした。ほにや さんチームだけで150名の踊り子さんがいるんです。それも凄い!と思いました。
四万十川もよさこいと変わりません。そこにある当たり前のものとして実効的な対策もとらずに流されるまま、になっています。私もほにやさん達のように、四万十川は当たり前じゃないんだ、高知はもっとちゃんと考えてくれないといけないんだ、という問題定義をして、改善までもっていきたい。そういう意味ですごくモチベーションも上がりましたし、目指すところも見えてきた気がします。
浜野先生の次回作 四万十川が沢山使われる予定です。高知県西部の撮影のバックアップはこちらでさせていただく予定です。その際には是非四万十川の素晴らしさを内外に伝えられるような絶好のポイントをご案内していきたいですし、周辺の土佐清水、黒潮町などについての発信も行っていきたい、そう考えています。
来年度、四万十川について何ができるか!今からいろいろな策を練っています。なんとか今、行政に変えてもらわないといけない部分を一日も早く!もう四万十川を復活させるのにはあんまり時間がありません。

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