夏の仕事人特集 ということで、土用の丑の日に放送されました。日本一の名声を誇る四万十川の天然ウナギ漁の取材です。四万十川の天然鰻がどれほど貴重なのか、そして川漁師として生活を営むことがどれだけ大変な事か、密着です。
取材日は鰻漁には悪条件の満月回り。加えてまだ夜の気温が低い時期で何日も何日も,しとしと降り続いた雨で水温が下がり、本流での漁では本当に酷い漁果でありました・・・
なんでこんなに難しい時に取材なんだと本当に気をもみましたが、支流を攻めまくって、しかも、相当厳しい場所まで行って漁をしたのでなんとか絵になる漁果には恵まれました。
もう、ほとんど川漁師としての意地でやりましたよ。ディレクターさんも気合が入っていて、厳しい場所にも何度も転びながら崖を下り、川を渡り、しっかりとついて撮影していました。まさに報道魂でしたね!
そのおかげで、漁の厳しさも本当の凄みというか、大変さを伝えることが出来、自分としてはとても満足いく番組になったと思います。やはりメジャーな報道番組だけあって、密着の仕方、まさに ザ、ドキュメンタリー っていう取材でした。
あそこまで徹底して密着してくれるなら、こちらもフルパワーでやってやろう!ってなりますよ!
関東での放送ということでしたが、東京、埼玉などの数多くの知り合いからとても良い評判を頂きました。視聴率も大変高く、数多くの反響をいただきました。 そのすべてが大変良い評価でしたよ。
やはり、本気で、一生懸命漁に取組めば、そして、怪我することも覚悟の上で、あの勢いで密着取材してくれたら、人々の心を動かせるのだな!と確信しました。
今回は、広く一般の方々に、何故 天然ウナギは高いのか、貴重なのか、ということをわかってもらえるであろう、良い企画であり、一生懸命やってよかった!と思う番組になりました。
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