FNSドキュメンタリー大賞 四万十川 沈下橋と共に。

フジテレビ系列のドキュメンタリー番組。高知さんさんテレビが企画、編集、制作した、fnsドキュメンタリー大賞の 時は流れ、水のながれ という番組で四万十川の現在の問題点をえぐっていただきました。
取材依頼があったのは、まさに自分の仕事が一番のピーク、忙しさの頂点の時期でしたので、仕事に追いまくられている最中での出来事だったので取材自体をあまり事細かに覚えていない状態だったんですが・・・
しかし、出来上がってみたら、これは今まで自分が関わってきた番組の中でもダントツ。一番良い出来栄えの番組になりました。
そのキーマンは、高知さんさんテレビで四万十地域を任されて12年、しかも地元出身の記者である沢村さんという方の力によるものが大きかったと思います。
大抵の放送局の場合、地方に赴任してきても、早いところでは二年で交代、なんていう世界です。それではその地域の問題点を、正しい目で見る事すらできないと思うんですよね。
しかし、彼の場合は、地方にありがちな、それぞれの都合による、色々な意見を聞く中で、何が一番問題なのか、ということをしっかり見抜いている。本質を見抜く力に長けた人だな、というのが印象でした。
また、カメラワークもずば抜けている。本当にセンスがいいと思いました。
忙しい仕事のさなかに回されたカメラでしたので、自分は結構、歯に衣着せず、直球で厳しい意見を言ったつもりでした。 しかし、大抵は、番組上いろんな配慮の中で、そういう直球の意見は使われないことが多く、物事の真意が伝わりにくいということが多いのですが、彼は違いました。
しっかりと言うべきことは言う、のスタンスで、しかし編集の上手さで随所にそれを和らげる部分を自然に取り入れて、しっかりと問題点を、真意を伝える番組に仕上げてくれました。
この編集は巧みでしたね。本当にこの番組に関われて良かった。心底そう思える仕上がりにしてくれたのです。でもそれだけの労力は費やしてくださったようですよ。編集が上がったころに別件で連絡を取る機会があったのですが、毎日不眠不休で何日も、もうVTRで黒澤さんの顔ばっか見て疲れました。と笑っておりました。ありがたいことですね。
高知県ではひと月以上前に放送されました。一週間位前から番宣の効果もあってからか?なかなか視聴率も高く、総じて良い評判をいただけました。放送時間も土曜日の真昼間でしたので、それもあったのかもしれません。
今月7月11日にはようやく本元のフジテレビで放送ということですが、深夜中の深夜、午前3時ころからの放送になるようです。
こんなに四万十川についてしっかりと問題定義してくれていて、なおかつ四万十川の魅力を伝えてくれている番組なのだから、もっと多くの人に観てもらって一緒に考えてもらいたかったですが・・・
バラエティーやおんなじことばっかりやってるニュースもいいですけど、もうちょっとこういう、じんわりと効いてくる、というか沁みてくる、意義のある番組を大切に扱ってもらいたかったなあ、というのが本音ですね。
今は録画が当たり前ですし、事前にわかってくれて観てもらえたら、そして一緒に行政などのあり方や地方のあり方、四万十川の未来について考えてもらえたらいいなあ、と思っています。

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