これは青のりでも春に一時期だけ収穫される春のり。毎年春に採れる訳でなく、のりが良い年のみに繁殖します。とっても気まぐれ・・・また、春は気温も高く、のりが傷みやすく、さらに天候も不順で収穫があっても綺麗に干せるとは限りません。
しかし、一面草花達が一斉に芽吹く中、春の香りと風を感じながらのりを干すのは、真冬の寒風吹きすさぶ中で干すのとは一味違った気持ちよさがありますね。
私達漁師は、良い製品に仕上げる為にそれこそ不眠不休に近い苛酷な状況で頑張っています。
青のりは本当に大変な仕事で明け方から夜中まで冬の間は毎日川で寒風にふかれて頑張っています。
この仕事ぶりを見学した人々は皆一様にがんばってるねえ~と慰めに近い言葉をくださいます。が、その後にたいてい大変すぎて(嫌、嫌)ってつぶやいて去ってゆきます・・・
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