ようやく四万十川の天然うなぎ漁も最盛期に入りました。高知放送さんから天然鰻を食べるニュースを作る為に、漁のシーンを撮影したいとの依頼がありまして、早速ウナギ漁の撮影をしていただきました。
自分が今の時期にびっちり仕掛けを入れる地区にて待ち合わせ。岸辺でまずは待機していただき、あっちこっち広範囲に仕掛けてあるコロバシを回収しながら、撮影しやすい場所のコロバシをカメラさんの前で引き上げていきました。
無事、中にウナギが入っていたのでとりあえずは一安心!カメラの前で引き上げていくときは、いつもウナギが入ってるか入ってないか緊張します。
コロバシを上げるときに中にウナギが入っているとゴトっと音がするのですが、その瞬間の充実感はなかなか映像では伝わらないでしょうね・・・・・・なんて言っていいいか、コロバシの中から生命感が。初めての人なら、うわっ!なんか中にいる!動いてるよ!なになに??!!ってくらいちょっと面白い感覚なんですけどね、うまく言えないなあ・・・文才がないね。
高知放送の四万十支局長さんはカメラワークが大変上手です。ウナギの単体の撮影ひとつとっても、じっと長いあいだカメラで撮影しています。
当日はものすごい快晴でなにしろ日差しが眩しくて眩しくて・・・・・・カメラの前で、ただでさえ細っちい目が線みたいに細くなっちまって、自分では見るに堪えない映像でしたが、まあ、だれも川漁師の顔なんか見てないのでここは気にしないことに・・・・
主役のウナギさんが、凄くいい感じで撮影されていて見ていて嬉しくなりました。このニュースは、漁の後は地元の飲食店にて天然ウナギを調理して食す、という流れになっていますが、そのうなぎさんたちは私のとったやつではありません。
美味しそうに四万十川の天然鰻をリポートしてくれていました。
昨年、天然うなぎは絶滅危惧種に指定されましたが、絶滅なんて言葉から程遠い高知の西の果て、最後の清流四万十川にてぜひ天然うなぎを食べてみませんか?
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