とある、某 吉日。携帯電話が鳴り、見知らぬ方からのお電話。電話に出てみると素敵な声の女性からでした。高知放送さんとは以前から頻繁におつきあいがありまして、四万十川の為に良くしていただいており、歴代の四万十支局長とは、いつもとっても良い飲み仲間になってしまう間柄・・・その方達にわたしの携帯を聞いたということで、高知放送の美人で可愛らしいアナウンサーから直々のお電話でありました。
彼女の受け持っている番組で、高知のQ食 っていうコーナーがありまして、それでぜひ川エビをやりたいとのお話。取材日時は川エビにはちと早いかも知れない微妙な時期ではありましたが、全く採れないこともないだろう ってんで気軽に取材をお受けしました。 しかし、取材を受けると、根が真面目???(嘘つけって声が聞こえる・・・)なせいか、やっぱり万全の準備をしてしまうし、毎日、天気予報とにらめっこ。豪雨になったり寒くなったり、晴天になってみたり・・・取材の日まで一喜一憂の日々を過ごす事になるのです。
さて、取材当日。天気 水量 ばっちり。こちらの方言では ぼっちし! これで採れてなかったら俺がダメなんだ、下手くそなんだ、ろくでなしなんだ、ってことで開き直って皆さんをお連れして川へ。
カメラマンさんは以前に 日本!食紀行 という番組でご一緒したお方。そして高知放送の井出上アナウンサー。初対面ですが、こっちはしょっちゅうテレビで見なれてるのでなんとなくちょっと勝手な親近感。
いっつも思うのですが、川の取材の時にカメラマンさんが滑りやすい靴を履いてるのがホンットに心配になります。だってカメラの値段聞いたら・・・ひとこけで一千万近くがぶっ壊れるのですから・・・・
すごいプロ根性で絶対川で滑らないのがお見事です。
漁はなかなか良い状況でこちらも心底安堵。良い映像が撮れましたので、こちらも漁師として取材をお受けしてるので良い結果にほっといたしました。
四万十川水系を取り巻く問題点にも言及してくださり、なぜ川エビが減っているのかという問題意識にもしっかり前向きに報道して下さり感謝しております。
漁のあとは懇意にしている四万十市ナンバーワンと私は思っている居酒屋 喜八 さんにて川エビ料理の取材。井出上アナウンサーの素晴らしいトークと腕の良いカメラマンさんのおかげで素晴らしく美味しそうな映像に仕上がっていました。川エビは綺麗な水に生息しているモノは火を入れると真っ赤になるのでとても見栄えがするのですよ。川エビに限らず甲殻類 モクズガニなども水の綺麗なところのモノは赤くなるのですぐわかります。
やっぱり高知県の清流は素晴らしいんだなあって川の幸からも伝わってくる良い取材でありました。
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