今年はどうも例年に比べて気候がヘンテコな感じがする今日この頃。 もう六月に入るというのに朝晩が寒いくらい。 水温も低いのかウナギの活性もイマイチな感じです。ということで、この暇なうちに所有している海の漁船を整備して万全の状態に仕上げてきました。 この船はもともとはシラスウナギ漁に使用するつもりで手に入れたのですが、未だにまともに使ってやれずに宝の持ち腐れ状態だったのです。
というのも、シラスウナギ漁は、漁の区分が河川区域の許可と、海の区域の許可とに分かれており、自分はほとんどの漁を河川内で行ってきたので使う出番がなかった訳なのです。
しかし、昨年度は海で結構な漁獲もあがっており、いざという時に使えるようにしておかないといけない!ついでといってはなんですが、楽しみで海の魚も釣りたいし、そんなこんなで船底の塗装やら、アノードの交換、などを行ってきました。
四万十川はそれこそ広大な汽水域を抱えています。時には川舟だけでは太刀打ちできないような場合もありますし、河口域と海区との境界で漁を行う場合にはどうしても海の漁船が必要になってきます。
ディーゼルエンジン、ヤンマーの4LMという48馬力のエンジンは、すこぶる調子も良く燃費も最高。さらにこの船は波にも強い。スピードはあまり出ないけど、沿岸をうろちょろするにはこれくらいの大きさの船が上等なのではないでしょうか。 さて、船のほうは準備が整ったので、後はしょっちゅう海に出て慣れなければいけませんね。 ただ、これから川漁、ウナギ漁の最盛期になってくるので、どれだけ余暇の時間がとれるかが問題ですね。
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