毎年12月1日は四万十川の落ち鮎漁の解禁日です。 今年は前評判では豊漁の予感と言われていましたが、開けてビックリ玉手箱!全然鮎がいないんです。
ベテラン漁師の奥様で、船を操船させたら四万十川でもトップレベルの方に操船をお願いして、いざ出陣!。しかし、魚が見えません。さすがの人間魚群探知機とさえ言われている方でも、
魚がいなけりゃどうにもなりません・・・・・。それでも何回か少ない群れを捉えて、初物を夕食に食べるくらいはとれましたが、あまりの予想との落差にがっかり。
本当に漁は水物ですね・・・・・・・・・
こんなに魚が少なくちゃ、寒風吹きすさぶ中、川で頑張る気にもなれません。でも、やっぱり、気になってちょこちょこ川を見に行ってしまうんですがね(^^)
気温もぐっと下がり、これから上流に残っている鮎がどんどん下ってきてくれることを祈って、毎日川をチェックしに行きます。
水面に群れる鮎のハネ(群れが固まると鮎は飛び跳ねます。)をじっと川面をこらして見つける。ほんの一瞬のチャンスを見逃さずに、静かにアプローチして、投網を投げる。
うまくタイミングがあえば、網の中で鮎が多数きらめいて上がってくる。その瞬間を待ち望んで、漁師は一日中川辺で過ごすのです。
冬の紫外線と、北風で、ほっぺたが真っ赤になっている今日このごろ。
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