四万十川でのスジアオノリ漁が最盛期になってきました。例年より遅いけど、今年も無事にアオノリを採ることができて漁師は幸せ!
日に日に収量も増えていき、一日に写真の量が採れてくれたら良しとしなければなりません。
昨年の半分の量ですけどね、これでも・・・・・・・
冬の四万十川の水は澄み切っていて、珊瑚礁の浅瀬にいるかのような気分。綺麗なのです。海に近い汽水域なのに、これだけきれいな川、日本にはもうそんなに残っていないでしょう。
残念なことです。政治家さん、役人さん、何が大事かちゃんと見極めてください。
スジアオノリは、手鉤、といわれる道具と、カナコ、と言われる道具を使って採取します。
エンジン船で、カナコという道具を引っ張るのが私の採取方法。
四万十川中央漁協の漁場でのみ、この漁法が許されています。
昨年から、私、川漁師 黒澤雄一郎は、四万十川中央漁協のアオノリ組合の組合委員長に就任いたしました。
この、四万十川ならではのカナコ漁、アオノリ漁で、これをやるのは全国でも四万十川のみでしょう!
このダイナミックな漁法を全国の皆さんに知っていただきたく、四万十川のアオノリ共々ご紹介していきたいと思っています。
現場での船団、限りあるアオノリを争奪戦のごとく、駆け引きしながら採っていく。
なかなか迫力のある漁なのですよ!
最後の清流 四万十川。いつまでもアオノリが採れますように・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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