うなぎ漁に使う漁具。ここらではコロバシっていいます!

コロバシ。 うなぎの筒。 私が使っているのはだいたい三種類。 木で作ったもの。プラスチック製のもの。竹で編んだもの。

それぞれに微妙な使い方の違いが、私にはあります。

まずは木で作ったもの。これは当然木製ですから作った当初は全く沈みません。なので何ヶ月か水に着けて置いて、しっかり水を染み込ませた後に使用します。

私の場合は一本ずつ、これといった良さそうな場所に仕掛けるときはだいたいこいつを使います。利点は何しろ丈夫。木製なので好きな形に制作しやすい。難点は水が染みているので重い。地上に置きっ放しだと乾いてしまう。そうすると沈まなくなる、木が割れる。

プラスチック製。 これは作るのも簡単。軽い。船の上に常時置きっ放しでも大丈夫。(紫外線でじわじわ劣化はするが) ただ、長い間水に着けて置いて、いろんな微生物や汚れを付着させてたっぷり汚してからでないと、良くないような気が。

たぶんプラスチック独特のにおいを消しきってしまったほうがいいのでしょう。 これは延縄式に細いロープで等間隔にくくって数を広範囲に仕掛ける場合に私は使います。

利点は前記の通り、取り扱いのしやすさ。難点は延縄式で仕掛けていく場合は、広範囲に仕掛けられるが、スポットで攻め難い。よって確立が下がる。餌の消費がかなり無駄がでる。

竹で編みこんだ物。 これは個人的には大好き。軽い、水に染み込ませて置けば自然なにおいがするのでウナギが入りやすいのかと。やはり私は延縄式で使うことが多いです。難点は、今作れる人が少ない。もちろん自分じゃ作れない(汗)

劣化が他のより早い場合がある。それと、どうしても竹で編みこんであるために微妙な隙間があるため、餌の匂いが脇からも散らばりやすいかもしれません。でも手に入るならもっと沢山ほしい。

これからも沢山いろいろな形のコロバシを試行錯誤して作っていきます。

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